オパール・トルマリン
両方とも無限の色の組み合わせを持ち、美しい色を生みだすことが特徴です。
オパール
鉱物名:オパール
化学組成:Si0₂・nH₂0
結晶系:非晶質
屈折率:1.40~1.46
モース硬度:5.5~6.5
シリカ(酸化ケイ素)と水分からできている鉱物です
和名:蛋白石(たんぱくせき)
少しだけ火の通った卵白のような、水で薄めた牛乳のような、乳白色の半透明が一般的です
規則正しく並んだ粒子による光の干渉によって、虹色に輝きます。
オパールは、貴石を意味するラテン語の「オパルス」に由来します。
古代ローマ人はオパールを愛と希望の宝石と信じていたそうです。
・遊色効果を発するもの⇒プレシャスオパール
・遊色効果を発しないもの赤~黄色⇒ファイヤーオパール
・研磨剤や断熱材にも使われるもの⇒コモンオパール
産地
プレシャスオパールの重要な産地はオーストラリア
その他、ブラジル・エチオピア・メキシコ
コモンオパールの産地としてはペルーやタンザニアなど
★オパールは適度な水分を含んだ鉱物です
極度の乾燥や加熱は亀裂の原因となるので注意しましょう!!
トルマリン
鉱物名:トルマリン
化学組成:Na(AI.Li.Fe.Mn)₃AI₆(Si₆0₁₈)(BO₃)₃(OH)₃(OH)
結晶系:三方結晶
屈折率:1.62~1.65
モース硬度:7~7.5
トルマリンの名称はさまざまな色の石を意味するシンハリ語「tour-mali」に由来します
トルマリンは単一の鉱物名ではなく、グループ名で30種以上の鉱物種が含まれます。
微生物の違いにより、あらゆる色を持つ鉱物。
鉱物種・・・トルマリン「電気石」
★トルマリンは宝石の中でも最もカラー・バラエティーが豊富ですよ★
・パーティカラード・トルマリン⇒ひとつの結晶の中でも上下で色が変化する
・ウォーターメロン・トルマリン⇒内側が赤色~ピンク色で外側が緑色
・パライド・トルマリン⇒青色~緑色トルマリンの中で、銅成分を含有するため、
彩度が高く鮮やかな色調のもの
グリーントルマリン
18世紀までは、エメラルドと混同されていた緑色の宝石
バイカラートルマリン
同じものは二つとない、自然が生み出したユニークな宝石
ウォーターメロントルマリン
スイカの輪切りのような色合い
トルマリンキャッツアイ
色の境目が光ることも!
パライバトルマリン
ネオンのような青い輝きが個性的。美しさゆえに人気が高い!
カナリートルマリン
多彩な色相を持つトルマリン
産地
主要な産地はブラジル
他には、スリランカ・モザンビーク・ナイジェリア・パキスタン・ロシア・アメリカなど
ジュエリーコーディネーターかすみ草みち
株式会社GemMind
ホームページ:gemmnd.jp