お薬に関しての心配事・不安・疑問・・
色々ありますよね!
公益社団法人福岡県薬剤師会
地域医療介護総合確保基金事業にて作成された冊子より
★お薬の飲み残しが多くなってきた場合
なぜ飲めていないのか、原因を探ることから!
例えば
・お薬の種類が多い⇒ 一緒に飲むお薬を1つの袋にまとめる。お薬カレンダーなど活用してみると管理しやすくなります
・飲み忘れが多くなってきた⇒ 医療・介護の専門家に連携してサポートしてもらいましょう
・指先や体が思うように動かせなくなった⇒ 身体能力に合わせたお薬の飲み方についてお医者さんに提案してみましょう
・お薬を飲まなくても良いと思っている⇒ お薬の効果・必要性についての疑問を解決しましょう
「残ってしまったお薬を処方箋と一緒にかかりつけの薬剤師にもっていきましょう!」
★病院をいくつも受診していてお薬を一緒に飲んでも大丈夫?
注意すべきお薬の飲み合わせがあります!気を付けましょう
・一緒に摂ってしまうと、薬の効果が強くなってしまったり、弱くなってしまったりするものがあります。
・時間差で効果が出てしまうものもあるので注意が必要だそうです。
・かかりつけの薬剤師に相談してみましょう
お薬と薬の飲み合わせ(例)
*一部の血圧の薬+一部の水虫の薬⇒血圧が下がりすぎ、ふらつくことがある
*一部の睡眠薬+一部の抗生剤⇒睡眠剤が効きすぎ、眠気が強くでることがある
(外用薬でも注意すべきお薬があるので、必ず相談しましょう!)
お薬と飲食物の飲みあわせ(例)
*一部の骨の薬+軟水以外の飲食物⇒薬の効果が減り、骨折の危険が増す
*一部の血液(サラサラの薬)+納豆⇒薬の効果が減り、血栓ができることがある
★以前に比べて、お薬が飲みにくくなった・・・
お薬の形状変更や飲み方などを提案する事ができます。
・お薬の形状変更
口腔内崩壊錠(口の中で溶けるお薬)、粉薬など飲みやすい形状への変更をお医者さんに提案出来ます
・お薬の飲み方
とろみ剤などを使ってお薬を飲みやすくするためのアドバイスを行ってくれます・
また、生活のリズムに合わせ、お薬の種類や回数についてお医者さんに提案できます。
・お薬の調整
お薬の性質に合わせて、粉砕、簡易懸濁法(55℃の温湯にお薬を溶かす方法)などを提案できます。粉砕や溶かして飲んではいけないお薬もあります。自己判断で加工してはいけません。
※かかりつけの薬剤師さんに相談してみましょう
かかりつけ薬剤師について
自分の健康に関する事が何でも相談でき、信頼できる薬剤師さん
⇩
「かかりつけ薬剤師」
かかりつけ薬剤師を持つことでのメリット
1:継続的にお薬治療を管理し、健康をサポートしてくれます
2:地域の医療・介護の専門家との連携がスムーズになる
3:いつでも相談にのってくれる
健康サポート薬局の役割
厚生労働大臣が定める一定の基準をクリアし、都道府県知事等に届出を行った薬局だけが
「健康サポート薬局」として表示することができるそうです。
薬に関する相談はもちろん、健康に関することや介護用品に関する相談にも応じてくれます。
かすみ草みち
GemMindのホームページ:gemmind.jp