日本で新しく12月の誕生石に加わったジルコン💛
44億年前から存在しているといわれているジルコン
★地球上で最初に形成された鉱物だと考えられています★
ジルコンと聞くと、キュービックジルコニアを思い浮かべる人が多いかもしれませんが、キュービックジルコニアは酸化ジルコニアに酸化マグネシウム、酸化イットリウム、酸化ハフニウムなどを加えて人工的に造ったものです。
ジルコンの組成⇒ジルコニウムと珪素の珪酸塩鉱物(ZrSiO₄)
(キュービックジルコニアとは別の天然石ですね)
ジルコンは屈折率が高く光輝も強いことから、古くからダイヤモンドと混同されてきた歴史があります
ジルコンの語源・・・諸説によると
アラビア語の朱色を意味するZarquin 又、ペルシャ語の金色を意味するZar-gunに由来するとされてます。
古代ギリシャでは、輝きが強いことから好まれたといわれ
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橙褐色や赤褐色のものをヒヤシンスと呼んでいたそうです
※日本ではヒヤシンスの当て字として風信子石(ふうしんしせき)と呼称されていました。
~多彩な色調を楽しむ宝石~
色調
(青色・無色・黄色・茶色・赤色・緑色)などがあります
★チューブ状インクルージョンが発達したものは「シャトヤンシー」を示す
★暗所に保管してから取り出すと色調が変化するカメレオンタイプとよばれるものがります
ジルコンはいくつかのタイプに分かれます
・ハイタイプ⇒モース硬度7~7.5 比重と屈折率が高い
・中間タイプ⇒ハイタイプとロータイプの中間値
・ロータイプ⇒モース硬度6~6.5 比重と屈折率が低いが、熱処理によりハイタイプになる 場合があります
ジルコンの各色は自然な色のものもありますが、一般的には加熱されています。
茶色や赤色を加熱
★約800~1000℃の還元雰囲気(酸素を失った状態)で加熱すると
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魅力的な青色に
★約800~1000℃の酸化雰囲気(酸素と結びついた状態)で加熱処理すると
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無色や黄色に変化
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