フレイルとは?
要介護状態に至る前段階として位置づけされている
多面的な問題を抱えやすく、自立障害や死亡を含む健康障害を招きやすいハイリスクな状態をいいます。

※年齢とともに活動能力がじわじわ低下していくのがフレイルです

フレイルには3種類あります

①社会的なフレイル:おっくうがって外に出なくなる(交流が減る)

②精神的なフレイル:気分が沈んで、鬱々した日々に

③身体的なフレイル:ますます動かず、足腰が弱る

フレイルを未然に防ぐ要注意ポイント

食事:食事が細ってきたら要注意
・朝ごはんはちゃんと食べて、出かける習慣を
・多様な食事を心がける

運動:歩く速度が遅くなってきたら要注意
・外では、早歩きのウォーキング
・家では、すきま時間でトレーニング

睡眠:昼寝して夜寝れなくなったら要注意
・食後すぐに寝てしまわないようにしましょう
(昼寝は30分以内にとどめましょう)

薬:薬に頼るようになったら要注意
・薬は5種類までを目安に
(主治医に相談して、薬に優先順位をつけましょう)

フレイルチェック

1,ほぼ同じ年齢の同性と比較して、健康に気をつけた食事を心がけていますか?
2,野菜料理と主菜(お肉またはお魚)を両方とも、毎日2回以上は食べていますか?
3,「さきいか」「たくあん」くらいの固さの食品を、普通に嚙みきれますか?
4,お茶や汁物でむせることがありますか?
5,1回30分以上の汗をかく運動を週2日以上、1年以上実施していますか?
6,日常生活において歩行または同等の身体活動を、1日1時間以上実施していますか?
7,ほぼ同じ年齢の同性と比較して、歩く速度が速いと思いますか?
8,昨年と比べて外出の回数が減っていますか?
9,1日に1回以上は誰かと一緒に食事をしますか?
10, 自分が活気にあふれていると思いますか?
11, なによりもまず、もの忘れが気になりますか?

                          「健康長寿ネット」より

低栄養予防

3つの要因

①誤った「粗食志向」
②薬の副反応で食欲が落ちることも
③しっかり噛めない

フレイルサイクル

低栄養⇒サルコペニア(筋肉量の減少)⇒動かない・動けない(身体活動量の減少)
⇒食欲が湧かない(摂取エネルギー量の減少)

低栄養は多くの問題を引き起こす可能性があります

1⃣ やせている方が多い
2⃣ 脳卒中や心筋梗塞の恐れアップ
3⃣ 免疫力がダウン
4⃣ 死亡の危険度・・・1.9倍
5⃣ 認知症を呼び寄せる 

低栄養リスクチェック

□:半年以内に2㎏以上体重減
□:欠食することがある
□:肉はほとんど食べない
□:好きな物ばかり食べている
□:顔色が悪くなったといわれる
□:BMIが20未満

※BMIとは、体重(㎏)÷ 身長(m)÷ 身長(m)

チェックが2つ以上は低栄養の予備軍です!

高齢期の食生活ポイント

●1日3食は基本です
●10の食品群から、毎日まんべんなく食べるようにしましょう
さ あ に ぎ や か 「に」 い た だ く
:さかな
:あぶら
:にく
:ぎゅうにゅう
:やさい
:かいそう
:いも
:たまご
:だいず
:くだもの

「さぁ にぎやかにいただく」の合言葉で!

        (東京都健康長寿医療センター 研究所)より
●孤食をさけましょう
       ***水分も忘れずに***

フレイル予防は、社会参加も大切です

生きがいづくりで「元気」「若さ」を保とう!

※食事は低栄養にならないように、バランスよく、タンパク質を意識して摂取しましょう
※社会参加には様々な方法があるので、自分らしい社会参加方法を探すことが大切です。

                         カウンセラー かすみ草みち

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「寄り添う心を大切に」・・かすみ草みちとして活動をしています。
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