もし・・・
死後に向けた準備として、ペットを飼っているなら、飼い主が亡くなったあとの世話についても忘れてはいけません。
高齢者だけのひとり暮らし世帯であれば、その人が亡くなると、だれもペットの世話をする人がいなくなってしまいます。
●私が先に死んだら・・・ペットはどうなるの?心配😢
ペットが幸せに暮らせるように、早めにその後を決めましょう!
●ペットの世話をしてくれるところってあるの? (人間関係が大事です)
保護団体や信用できる施設の職員、ペット仲間からしっかり情報収集を!
●ペットにお金を残してあげたい・・・
ペットに直接は無理ですが、引き継ぐ人には残せます
(ペット関係に詳しい弁護士や司法書士などに相談してみて下さい)
ペットを世話してくれる選択
★個人・保護団体
動物が好きで、ペットに関心のある人であれば、安心してお願いすることができると
思います。ただ、熱心に活動している人や団体は手一杯になりがちです。
★動物と暮らせる介護付き老人ホーム
介護付き老人ホームのなかには、ペットと別れることなく、一緒に暮らせるところも
あります。飼い主が亡くなった後もペットの面倒を見てくれます。
★老犬・老猫ホーム
徘徊するようになったり、個人での世話が難しくなった高齢のペットを預かる施設で
す。増えていますが、ゲージに閉じ込めたままなど、飼育方法に問題がある施設も。
見極めのポイント! ⇒⇒⇒
・施設代表者の動物への愛、運営の熱意
・施設に継続性はあるか
・生涯飼育費用が30~50万と安い施設は
注意
・預けた後に面接できるか
・病気・ケガ、その費用の説明は十分か
ペットにお金を残してあげる 「信託」
飼育費などを本人の財産から捻出し、それをペットと共にだれかに託すという方法
財産を預け、託した人(受託者)にペットのお世話を任せます。受託者から施設に預けることも可能です。
監視者などを設定することもでき、ペットのお世話にある程度の強制力があるのが特徴
遺言だと死後にしか効力を発揮しませんが、信託であれば、介護が必要になったらなど条件をつけて生前からお世話を任せることが出来ます。
今のところ、ペットにお金を残す方法としては一番現実的な選択です。
ただ、信託金欲しさにペットが生きているように偽装した例もあり、信用できる受託者探しが課題です!
最後まで安心してペットと暮らすための助けになってくれる制度ですね。
株式会社GemMind
終活カウンセラー かすみ草みち
ホームページ:gemmind.jp